以前、働かないおじさんを懲らしめたくて奮闘したのですが
結局、上司も経営陣も手を焼いて、特に注意もしてくれないのでいっそのこと社長に直談判しようかと思い【上申書】なるものを書いてみました。
世の中色んな人がいるもので、私の会社は残念ながら特にそういう人が多いので日々そういう人に対応する力が高まっています。
処世術というか、社会的知性というか・・・
それはさておき、書いた【上申書】は、やはりビビりとしては迷い迷って、最後の最後で社長に提出するには至っていません。
でも書くことで心理的にスッキリした!と、感じるところもあります。
ライティングによる“すっきり感”は、心理学では「ライティングセラピー」と呼ばれ、心の中のモヤモヤを書き出すことでストレスや不安、抑うつが軽減され、免疫力向上や血圧低下といった身体的効果も報告されています。Pennebakerらの研究では、数日間1日15分、感情を自由に書き出すだけで、医療機関の受診回数が減り、記憶力や感情コントロールの向上も確認されています~引用元~(en.wikipedia.org)
せっかく書いたので生成AIにてミステリー小説風にしてみたら面白かったので載せてみます。
個人名・企業名等は架空・仮名ですが、内容は私が経験した事実に基づくものです。
私が書いた「オリジナル上申書」と「ミステリー小説風上申書」合わせてお楽しみください。
まずはオリジナル版です
「上申書」オリジナル文章(仮名変換版)
トンネル部門所属 田中 衛氏の勤務怠惰について
東野社長殿
突然このような形でご意見させて頂くことに驚きと戸惑いもあるかと思われますがお許し下さい。
組立課所属の田中 衛氏の勤務怠惰について意見させていただきます。
内容的に同じ会社で働く社員のことですので心苦しいと思われるところもあるかと思いますが最後まで読んでいただければ幸いです。また稚拙な文章になりますがご容赦願います。
【①過剰な手洗い】

何年も前からですが仕事中に何度も手を洗いに行っています。
手が汚れるほどの仕事をしているとは思えませんが1時間に2~5回(1回当たり2分から3分程度)は席を立ち手を洗って戻ってこられています(そもそもほとんどの人が立ち仕事をしている現場内で座って仕事しているのも疑問)
基本的にいつも素手で作業されているので、そんなに手が汚れるのであれば手袋等をして作業すればいいのではないかと思っています。
しかし「強迫性障害」の疑いも考えられますので、そうであれば直ちに専門医療機関への相談、診断書の提出、通院、投薬していただき周囲の人への周知・理解を促し、本人にはしっかりと治療していただきたいです
いずれでもないのであればただの時間潰しにしか思えません。
【②緩衝材を潰す作業】
こちらも何年も前からですが、送風機に同梱されている緩衝材(エアーキャップ)をカッターにて潰しています。
本人としては、容量を減らして小さく廃棄するためにやっているのだと思われます。
具体的には幅約50cm×長さ約2〜3mほどの緩衝材シートを1枚当たり5~10分ほどかけて座って黙々とカッターで切ってエアーを抜くという行動です。
私の方で当社の指定産廃業者「佐々木産業」の方へ問い合わせしたところ
「特に潰して廃棄する必要はなく、廃棄施設や集積車にも影響はありません」との回答を得ました。
同様に「環境クリーンセンター」にも問い合わせしたところ、大量であれば潰してもらった方がよいと回答を得ましたがこちらは一般ゴミの場合なので本件では対象外です。
この件については鈴木常務にも一度、ご相談させていただきましたが解決には至っていません。
ただ私の方で機転を利かせて「緩衝材を出荷品発送時に再利用」することでその頻度は大幅に減らすことは出来ています。
ですが、全数を再利用することもできないので完全解決はしておりません。
この行動もただの時間潰しにしか思えません。
【③職務放棄】

昼休憩前と終業前の5分から15分前くらいになると頻繁に「着席・脱帽・腕組み・欠伸」して、ただ座っておられます
また、無関係かもしれませんが一斉除草の際は放棄し全くやっていません
以上3点について報告させていただきます
いずれの行動も「労働時間の損失・社員のやる気喪失」が大きな問題だと私は考えます。
つまりこの行動により一人分の生産性が多少なりとも落ちていることも損害の一つだと思います。ですが、それ以上に周りで見ている人間の苛立ち、不快感、何よりやる気を削がれることが大きな損害と感じております。
はっきりと申し上げて見ている側からすると、ただただ不愉快でしかありません。
より近い「小林主任、山田主任、元社員佐藤さん」にヒアリングしたところ、上記のような行動については黙認状態で田中氏は経験も実績も知識もあるのでいなくなっては困るので強く言えないという回答を得ました。
より近しい立場の方たちの意見なので間違いないと思います。
田中氏にも生活はあるので「給料の減額・解雇等」を要望するつもりはありません。
私はその知識・経験を活かして作業し、その継承をして欲しいと願っています。
「本人に直接言えばいいじゃないか」と思われるかもしれません。
実際に吉田課長・鈴木常務には注意・面談をしていただいたこともありますが、改善しているとは全く思えません。また正直申し上げてまともに話ができる相手だとは思えなく今回このような形をとらせてもらったところもあります。
私からの要望としては一度、実際の問題行動(手洗いや緩衝材を潰すところを見て)の事実確認をして頂き、今一度、面談していただいて、注意書の発布や問題行動の禁止命令等、何らか警告をしていただきたいと思っています。
ですが、社長はじめ経営側でこの行動に対してはお認めになり、何も問題になることはないということであれば私の方から申し上げることは特にありません。私もそれを受け入れるのみです。
この上申書は破り捨てて目の届かぬよう廃棄して下さい。
また誠に勝手ながら、今後の個人的にも仕事でもトラブルにならないために今回のことで結果がどうあれ、くれぐれも個人名は伏せて秘匿にしていただきたくご配慮願います。
長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
組立課 ビビ山 健一

稚拙な文章の中にも込み上げる憤り・感情が出ていますな。見る人が見れば「なんじゃこりゃ?」となるかもしれませんが、書き出すだけでもかなり落ち着きました。
続きまして「ミステリー小説風」です。
「上申書」ミステリー小説風文章(仮名変換版)
組立課 ビビ山 健一より 東野社長殿へ捧ぐ、深淵なる”怠惰”の告発
拝啓、東野社長。
この書状が貴殿の目に触れること自体、ひとつの謎めいた出来事として映るかもしれません。しかし、どうかご容赦ください。組立課に潜む、ある「奇妙な時間蝕」について、告発せねばならない事態に至りました。同じ屋根の下で働く者としての情はございますが、この蝕がもたらす弊害は、看過するにはあまりに深すぎるのです。
第一の謎:消えゆく時間と、繰り返される手の儀式
長きにわたり、田中 衛氏という人物の周囲に、不可解な時間の“穴”が存在していることに気づいておりました。彼の任務は決して手が汚れる類のものではないにもかかわらず、一時間におよそ2~5回、およそ1~2分間、彼は席を立ち、まるで何かを洗い流すかのように手を清めるのです。常に素手で作業するその姿は、もしや彼自身の内なる何かを清めているかのようにも見えました。
この不可解な行動が、もし「強迫性障害」という名の囚われの儀式であるならば、速やかに専門医の診断と治療が必要です。その場合は、周囲の理解という光が、彼を救う鍵となるでしょう。しかし、もしそれがただの「時間潰し」という名の影であるならば、この奇妙な手洗い行為は、彼が業務という舞台から姿を消すための、巧妙な隠れ蓑に他なりません。
第二の謎:緩衝材に刻まれた、意味なき切断の痕跡

もうひとつの奇妙な現象は、送風機に同梱される緩衝材に隠されていました。田中氏は、幅50cm、長さ2~3mもの緩衝材を、まるで秘密の暗号を解き明かすかのように、カッターで黙々と切り刻み、その中に閉じ込められた空気を解放するのです。一枚あたり5~10分もの時間を費やすこの作業は、彼自身が「廃棄容量の削減」という大義名分を掲げていましたが、その真の目的は深い闇に包まれていました。
指定業者である「佐々木産業」への密かな聞き込みは、「特に潰す必要はない」という冷徹な事実を突きつけました。さらに「環境クリーンセンター」への確認でも、彼の行為が一般ごみに対するものではないことが判明。かつて鈴木常務にもこの謎を問いかけましたが、解決には至りませんでした。私自身、その不可解な行為の頻度を減らすため、緩衝材の再利用という“罠”を仕掛けましたが、完全に謎を解き明かすことはできていません。この切断行為もまた、彼が時間を消費するためだけに編み出した、謎めいた「虚構の仕事」としか思えないのです。
第三の謎:消えゆく影、そして放棄された職務
昼休憩前、そして終業間際。田中氏は決まって、その場に「着席、脱帽、腕組み、あくび」という静止したポーズで現れます。まるで、業務という舞台から自らを切り離すかのように。そして、最も不可解なのは、一斉除草作業という全社員が参加するべき場面において、彼の影が全く見当たらないことです。これらの行動は、彼が業務という「役割」を放棄していることの、無言の証拠ではないでしょうか。
結論:時間蝕がもたらす、組織の病巣
これらの謎めいた行動は、単なる個人の奇癖では片付けられません。それは「労働時間」という名の貴重な資産を蝕み、ひいては組織全体の「生産性」を低下させています。しかし、それ以上に深刻なのは、彼の行動を目にする他の社員たちの心に深く刻まれる「不快感」と、何よりも「やる気」という名の活力を吸い取っていくことです。彼らの目に映るのは、ただ不愉快な「怠惰」の具現化に他ならないのです。
より近い立場で田中氏と接する小林主任、山田主任、そして元社員の佐藤氏への聞き込みからは、衝撃の事実が浮かび上がりました。「田中氏の知識と経験は貴重であり、彼を失うわけにはいかない」。その言葉は、彼らの心に潜む「強さへの恐れ」と「現状維持」という名の鎖を物語っています。
私とて、田中氏の生活を脅かすつもりは毛頭ございません。彼の持つ知識と経験という名の「財宝」を、組織のために最大限に活用し、次世代へ継承してほしいと切に願うばかりです。
最終要求:真実の解明と、厳正なる裁定を
社長、かつて吉田課長や鈴木常務が、この謎に迫ろうとしたことはございます。しかし、真実は未だ闇の中。正直なところ、彼と真っ向から対峙することは、まるで霧の中で幻を追いかけるかのようです。ゆえに、このような書状という形で貴殿に真実の解明を委ねることにいたしました。
どうか一度、貴殿ご自身の目で、この「奇妙な時間蝕」の現場をご視察ください。手洗いの儀式、緩衝材の切断作業。その目で事実を確認していただきたいのです。そして、彼を再び「尋問」し、必要であれば「注意書の通達」や「問題行動の禁止命令」という名の「警告」を下していただきたい。
しかしながら、もし貴殿が、この一連の謎めいた行動を「許容すべきもの」と判断されるのであれば、もはや私から申し上げることはございません。その裁定を受け入れ、ただ従うのみでございます。その際は、この上申書は破棄していただき、私の目の届かぬ場所へと葬り去ってください。
エピローグ:影に隠された名
最後に、ひとつだけお願いがございます。この告発が、私自身の身に新たな「謎」や「トラブル」を招かぬよう、どうか私の「名」は厳重に秘匿していただけますよう、伏してお願い申し上げます。この真実が明るみに出たとしても、私の影は決して見せることのないよう、ご配慮のほど、よろしくお願い申し上げます。
長きにわたり、闇の中を綴ってまいりましたが、最後までお読みいただき、感謝申し上げます。
敬具
記
組立課 ビビ山 健一
おわりに
と言うことで、ミステリー小説が好きなので流行りの生成AIをフル活用して「ミステリー小説」を楽しんでいる記事でした。
どの企業にも必ずいると言われている「働かないおじさん」ですが、いい加減にしてもらいたいものです。ビビりが放っておいても、いつか天罰が下ることを祈ります。
結局、その「上申書」は出さんのかい!
というわけで、今回は以上です。ありがとうございました!
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