前回は人生初の「胃カメラ」でしたが実はその翌日に人生初の「視野検査」もしてきました。
これも健康診断で再検査依頼があったからです
ふう、胃の次は目か。
でも、大事なことなのでしっかりと「半日有給」使って行ってきました
ちなみに今年からの目標の一つが「年間10日以上の有給消化!」です
それについてはまたいずれ。
では「視野検査」についてから
視野検査とは?
視野検査は、視覚の広がりや欠けている部分を調べる検査です。特に、緑内障の早期発見に役立つため、多くの眼科で推奨されています。視野が徐々に狭くなる緑内障は、進行が遅いため初期段階では自覚しにくいことが多いです。視野検査を定期的に受けることで、緑内障を早期に発見し、その進行を遅らせることができます。
検査は、光の点が視界のどの部分で見えたかを確認するシンプルなものですが、集中して光を追う必要があり、思ったよりも精神的に疲れる検査でした。しかし、結果としては「緑内障ではありません」と診断され、安心しました。
白内障と緑内障の違い
視覚に関わる代表的な病気には、白内障と緑内障があります。どちらも視力に深刻な影響を与える可能性がありますが、原因や症状、治療法は大きく異なります。
1. 白内障とは?
白内障は、目の水晶体が白く濁ることで視力が低下する病気です。主に加齢が原因ですが、糖尿病や紫外線の影響、薬の副作用などでも発症することがあります。視界がぼやけたり、まぶしさを強く感じるようになるのが主な症状です。
- 原因: 加齢による水晶体のタンパク質変性が最も一般的な原因です。また、紫外線の過剰な曝露や糖尿病、外傷もリスク要因となります。
- 症状: 視界がぼやける、物が二重に見える、光に対して過剰に敏感になる(まぶしさを感じる)。
- 対策: 紫外線カットのメガネやサングラスを使用し、目を保護することが予防策の一つです。また、バランスの取れた食事や定期的な眼科検診も重要です。
- 治療法: 白内障は進行すると、手術によって濁った水晶体を除去し、人工のレンズに置き換えることで視力を回復させます。初期段階では眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正することもありますが、進行した場合は手術が唯一の有効な治療法です(MeganeSuper)(ZEISS日本)。
2. 緑内障とは?
緑内障は、視神経が損傷され、視野が狭くなる病気です。眼圧の上昇が主な原因とされますが、眼圧が正常でも緑内障を発症することがあります。進行が遅いため、視野が欠けていることに気づきにくく、無症状のまま視野が狭くなる場合が多いです。
- 原因: 高眼圧による視神経への圧迫が主な原因です。ただし、眼圧が正常であっても発症する「正常眼圧緑内障」も存在します。
- 症状: 初期段階ではほとんど自覚症状がありませんが、病気が進行すると視野の一部が欠けたり、視野が狭くなる症状が現れます。最終的には失明のリスクもあります。
- 対策: 定期的な視野検査や眼圧検査が、早期発見のために重要です。特に40歳以上の方は、年に一度の検診を受けることが推奨されています。また、家族に緑内障の既往歴がある場合はリスクが高いため、特に注意が必要です。
- 治療法: 眼圧を下げる点眼薬やレーザー治療、手術が行われます。進行を遅らせることは可能ですが、失った視野を回復することは難しいため、早期発見と治療が非常に重要です(MeganeSuper)(ZEISS日本)。
老眼や乱視の影響も
視野検査の結果緑内障ではなかったものの、医師からは老眼や乱視も考慮すべきだと説明されました。加齢による視力の変化で、近くの物が見えにくくなる老眼や、角膜の不均一な形状による乱視も視覚に違和感を与える可能性があります。
- 老眼は40代以降に多く見られ、水晶体が硬くなることで近くの物が見えにくくなる現象です。
- 乱視は、角膜や水晶体が不規則な形状をしているため、焦点がうまく合わずに物がぼやけて見える状態です。眼鏡やコンタクトレンズで矯正可能ですが、手術で治療する方法もあります(先進会眼科)(MeganeSuper)。
今回眼科で視力検査をした際に
「乱視ですね」
と言われものすごくショックでした
老眼については最近近くの物が見えにくくなっているので、加齢によるものだと思って仕方ないかなと思ってはいたのですが・・・乱視もきてたか~(涙)
視野検査を受けて分かったこと
今回の視野検査を受けて、自分の視野に異常がないことが確認でき、緑内障ではないことに安心しました。しかし、緑内障や白内障といった病気は、初期段階では気づきにくいものです。目の健康は失ってからでは遅いため、定期的な検査と予防が不可欠だと感じました。
ちなみに今回私は会社の健康診断にオプションとして付加した「眼底検査・眼圧検査」の結果より、「視野検査」を受けることになりました。
眼底検査とは?
眼底検査は、眼球の内部、特に網膜や視神経の状態を確認するための検査です。この検査では、目の奥を直接見ることができるため、緑内障や糖尿病網膜症、黄斑変性など、多くの眼病の発見に役立ちます。
- 眼底検査の方法: 瞳孔を広げる点眼薬を使用し、特殊な機器で目の奥を観察します。眼底の血管や視神経乳頭の状態を確認することで、視神経がダメージを受けているかどうかを判断します。
- 役割: 緑内障の早期発見に加え、糖尿病による網膜のダメージや高血圧が引き起こす血管の変化なども把握できるため、全身の健康状態を目から確認できる貴重な検査です(MeganeSuper)(ZEISS日本)。
眼圧検査とは?
眼圧検査は、目の内部の圧力(眼圧)を測定する検査で、緑内障のリスクを評価するために非常に重要です。眼圧が高くなると視神経が損傷しやすくなるため、緑内障の発症や進行を防ぐために眼圧を測定することが必要です。
- 眼圧検査の方法: 眼球に軽い空気を吹きかけたり、接触型の機器で直接測定したりします。一般的に、眼圧が高いほど緑内障のリスクが高まりますが、正常眼圧でも緑内障を発症するケースがあるため、視野検査や眼底検査と併せて行うことが重要です(ZEISS日本)。
視野検査・眼底検査・眼圧検査の重要性
視野検査をはじめとする、眼底検査や眼圧検査は、目の健康を総合的に評価するために重要です。これらの検査は、緑内障や白内障だけでなく、他の眼病や全身疾患の早期発見に繋がることがあります。特に、緑内障は早期発見が最も重要な病気です。視野が狭くなり始めた頃にはすでに視神経に大きなダメージが及んでいる可能性があるため、定期的な検査が不可欠です。
今後も、目を酷使しないようにパソコンやスマホの使用時間を見直し、目を休める時間を意識的に取り入れていくつもりです。また、年齢と共に老眼や白内障のリスクも増すため、これからも定期的に眼科検診を受け、目の健康を守っていきたいと思います。
おわりに
「眼底検査・眼圧検査・視野検査」は目の健康を守るための大切なステップです。たとえ結果が正常でも、今後も予防策を講じつつ、視力に問題がないか定期的に確認していくことが重要だと感じました。
人間が情報を得るその約80%は視覚によるものだと言われています、スマホ・PCの発達によりスクリーン時間が多い現代人は「歩きスマホ・トイレスマホ・お風呂スマホ」など「ながらスマホ」が当たり前になっており、日常的に目を酷使していると言わざるを得ません。
目だけじゃないけど、替えの効かないただ一つの体だから健康には気を付けないとな
情報過多にも注意が必要だな、たまには少しスマホから距離をおいて外に出て太陽の光を浴びて上を向いて空をみたり、散歩や軽い運動などした方が良さそ
では今回は以上です、ありがとうございました!
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