私の会社で毎日行われているある会議(ミーティング)がある。
企業に勤めていると会議に出席することは多かれ少なかれあると思います。大事な報告、連絡であったり、打合せであったりコロナ禍のこんなときでも顔を合わせ声を出し、発言することは大事だとは思います。
ですが、本当に出る必要がある会議はどれ程あるでしょうか?
私は時間を無駄にするのも、お金を無駄にするのも嫌いなので
私の会社での毎日行われるある会議に対する私の物言い・その結果とった行動や思いについてです。
※会議(何かを決定する集まり)という程大げさではなく、ミーティング(現場報告など)になると思いますが会議という方が伝わりやすいと思い「会議」という言い方で進めていきます。
こんな会議です
開始は定時後、会議時間は5~15分程
定時後ってことは、残業時間なんですよね。また私の会社は残業は30分単位計算なので、30分以内に終わるこの会議では残業代はつきません。
会議室への出入り、その後の着替えて会社を出るまでを含めても10~20分以内には終了していますが、ごく稀に30分超えることもありますがほぼ超えません。(むしろ超えないように時間調整しています。)
参加者
参加者は常務以下・部課長・リーダー(⇦私はここ)など役職者総勢15名ほど。
※こう見えて私も少し昇格したので参加メンバーになってます。
ひと月で時間を計算してみる
となると、月20日間出勤として、短く見積もって10分会議しているとすると
(1人当たり)10分(会議時間)×20日間(労働日数)=200分(3時間20分)
を毎月サービス残業していることになります。
嫌いな言葉!「サービス残業」
これが15人ならば
(15人で)200分×15人=3000分(50時間)ものサービス残業です。
この50時間、一人当たりで3時間20分が仕事やプライベートに使えていたらと思うと、本当にもったいない。
ひと月で金額を計算してみる
金額にすると、残業代を1時間1500円とすると、
(1人当たり)1500円×3時間20分(3.33)=4995円
これが15人なら
(15人で)4995円×15人=74925円
一人当たり、ひと月に約5000円をもらえるものが、もらえないのは大きい。
お金が欲しいんじゃないですよ、「手当出すから会議に出て下さい。」って言う手当てなら出ざるを得ないでしょ。
※残業代1時間の単価は会社・業種にもよると思います。
※実際参加者の半数は残業代はつかない役職ですけどね。
会議の内容は?
内容①進捗報告と変更案内
- (内容)案件毎の部品・製造進捗状況の報告
- (発言者)製造部1人,部品部2人
- (発言時間)一人当たり20秒~2分程度(3人で3~5分程度)
毎日の進捗は気になるから教えてちょうだい!みたいな内容です。
内容②諸連絡
- (内容)諸連絡と進捗状況を受けての確認や、各種日程変更など。
- (発言者)常務、部長など(その日によるが発言無しの場合がほとんど)
- (発言時間)一人当たり20秒~2分程度
- その他の出席者は基本的には傍聴のみ、報告・連絡があれば順が回ってきたとき発言し、連絡なければ「特にありません」でオッケー
私は、出席メンバーになって1年間くらいは出席しましたが課長不在で製造部の1人として代理報告したとき以外はほぼ「特にありません」で終わり。あとは数回の質問に一言、二言答えたくらいですね。
と、まあこんな感じの内容なんですよね。
私のとった行動
1年程出席しましたが意を決して、私の直属の上司である課長には「出ません」宣言し、課長不在時の代理報告以外では出席してません。
課長に恥かかす訳にはいかないですから
出席しなくなってから何人かの方に、
とよさん、会議出ないんですか?
はい、出ません。おつかれさまでした~
と、帰ってます。
残業になって作業しているならば、なおのこと出ません。作業優先です。
出席しなくなってから課長以上の部長、常務からも今現在も全くのお咎めなし。今では私があの会議に出ないのは常識と思われてるようです。
こうなったら、こっちのモノですよね。はっはっは。
今日もこの会議は続いてます。お疲れさまです。
思う事
会議に懐疑的。
まずはやらないに越したことはない。なぜなら時間が勿体ない、日本人は世界的にみても勤勉で真面目で仕事熱心。これはすごくいいと思うのですが…
生産性は低い!
真面目過ぎて、細かすぎて、会議も多くなって、長くなって、結果、生産性が下がっているんじゃないでしょうか?
やるなら短時間・定時内・少人数(最大5~7人)
それでも、やらなきゃならない時はある。だったら、短時間・定時内・少人数で。コロナ禍ってこともありますが、それ以上にやっぱり時間が勿体ない。やるんなら立ったままでやれれば、短時間で終われるんじゃないかな。(スタンディングミーティング)
ITを活用して皆に情報共有
これ本当にやって欲しいです、会議出なくなってのデメリットはこれです。「情報が下りて来るのが遅い。」会議での日程・予定変更などの連絡が回ってこない、または遅い。チャットワークやLINE WORKSなど便利なサービスがあるのでもっと活用して欲しいのですがなかなか進まないのが現状です。
この対策については、私なりに人脈を駆使したり課長をつついたりして情報を集めているのが現状です。それでも追いつかないくらい頻繁に日程や予定が変わるのも問題かと思いますが。
限りある与えられた自分の時間は大事にしたい
この会議に出なくなってから、おかげさまで定時にさっと帰れるこの爽快感、解放感は本当にいい。
僅か10~20分ほどの違いと思われるかもしれませんが、出なくても差し支えのないものに参加させられているようなこのモヤモヤからの解放感だけでも行かなくなってよかったと思っています。
帰ってからも、夕飯、お風呂、洗濯物取り込み、後片付け、筋トレ、読書などなどやることは多いので10分でも早く帰れるのは本当にありがたい。
仕事するということは平等に与えられた自分の時間を人的資本に充て、それを仕事としているんだと思います。
つまり私の貴重な時間を仕事として切り売りし、その対価をいただいてます。
それはそれで自分が選んだ道であり、今はその手段が生活するために必要なので頑張ってます。
仕事が嫌いなわけじゃないんですよ、むしろ楽しくやってます。
そんな仕事以外の大事な時間の使い方は人それぞれかもしれません
遊ぶ、食べる、学ぶ、話す、休む………
色んな過ごし方があると思います
または何もしない、そんな過ごし方それもありだと思います。
どんな時間を過ごすかは人それぞれ、でも会社にいるとその時間をどんどん奪われる。
報酬が発生するならばいざ知らず、無償のサービスでなんて絶対やりたくない。誰もやらないで欲しいです。
お金は増やすことも減らすことも、貯めることもなんだったら借りることもできますが、時間は減る一方です。
私の時間をこれ以上無駄に奪わないでもらいたい!
貴重な時間です、大切に使いましょう。
時間は皆に平等で、有限ですから。
今回は会議での時間の大切さを考えてみましたが、時間を大事に使うのはお金も大事にすることにも似ていると思います。とにかく無駄なく大事に使いたいと思います。
今回は以上です、ありがとうございました!
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