「フリマ」ってやっていますか?
私は「ヤフオク!」のサービスを利用してフリマで10年以上前から売買しています。
主に不用品の出品が多いです。なので副業と言えるほどの収益は出していません。月に0円~多くても2万円程度です。あくまで捨てるのはもったいないので不用品の整理に出品しているような感じです。
「捨てられない人」は、ここ数年前から「メルカリ」で子供服の出品をしています。子供服って需要高いと思います。うむうむ、いいぞ。
そんなメルカリで出品するのが習慣になって、慣れてきたある時の会話です。
メルカリ(フリマ)って、誰も「損」しない?
メルカリってサービス考えた人すごいよね~!
取引の場を提供して売り手と買い手をマッチングして、その手数料で儲けるっていう考えがってこと?そりゃ確かによく考えたもんだよねえ。手軽に出来るようになったしね。
いや、誰も損しないところが!
私は毎月1万円くらい入るし、
買い手は普通に買うより安く買えるし、
「メルカリ」は手数料入るし、
なんなら、ヤマト(運輸)さんも忙しいでしょ?
誰も損してないよね~すごいよね~
。。。。ああ~そういうこと!?そうだね~。。。。
一部、納得だけど全体としてはどうかな~っと思います
そう思う理由は、
誰が一番「損」してる?損得勘定(数字/金額)だけで考える
いやいや!あなたが!「捨てられない人」が一番損してるって!
損得勘定(数字/金額)だけで考えてみて下さい。
新品で1000円で買ったものが、1000円でメルカリで売れたとしても、
手数料+送料がかかって多くても実質700円程度が売り上げになるので
実質300円の損で手元には何も残ってない、
何なら出品から発送までの手間もかかってますよね。
※300円でこの服を●●回着られたから元は取った~っていう考えなしで、
あくまで損得勘定(金額)だけでお考え下さい。
1000円(新品購入額)ー(100円(手数料10%)+200円~(送料、発送方法により様々))
=700円(売り上げ額)
なので、1000円(新品購入額)ー700円(売り上げ額)
=300円(の損)
せどり・転売を目的としてフリマしているならともかく、
不用品の出品なんだから元値より高く売れない限り「損」です。
なんなら手数料・送料も込みなんだから元値にその金額を入れた以上の額で売れない限り「損」です。
「捨てる・誰かにあげる・寄付する」よりも
損の幅を少なくしているだけで、フリマで売れたとしても基本的には損です。
私は自身もヤフオク!を利用してますので、
こう言うサービスを否定する訳ではなくてむしろいいサービスで
これからも利用したいと思ってます。だからこそ、
「フリマで売れたから得した」と勘違いするのを辞めて欲しい。
正確には、
「フリマで売れたから損の幅が少なくて済んだ」だと思います。
「価値」で考える
損得で考えてたら、何買っても損するやんけ!って、思ってしまいますが、
「価値」で考えてみると、
欲しい物を見つけてそれに価値を感じて、お金出して、物を買って、使ってみてよかった~!
「価値」が生まれた瞬間てこういうことだと思います。
お金自体に価値はなくて、物・サービスと交換して初めて価値が生まれます。
「お金」は道具であって、でもたくさんあった方が自由には近づけると思います。
そういう考えも大事にしてます。
本当に自分にとって価値のあるものにお金を使う。
フリマは
- 自分で値付けをして、
- 時には価格交渉したりすることもあるので、
そういう目を鍛えるためにもフリマっていいサービスだと思います。
量を減らす「1つ買ったら、2つ捨てる」
メルカリ始める以前は年末の大掃除になると、ゴミ袋で10袋も出てくるんです。
全部が服だけではないにしても、大半は服なので。
- 「子供って服すぐ小さくなるから頻繁に買うんだろうな」
- あとは「結構、お下がりをもらってくるから」と思ってますが、
実際どうなんですかね?
メルカリ始めた今でも、年末には3~5袋のごみ袋で出てきます。
まあ、メルカリのおかげで少し捨てる量は減ったのかなと言うところですが、
次なる問題が。。。
メルカリは出品すると、売れるまで一定期間出品したままになるので、
一部屋がメルカリ倉庫みたいになってます。。。。
多分それ以外にもクローゼットに入りきらない自分の服も
そこに溢れかえっていて見るたびにうんざりします。
服を買うなと言うのではありません。
特に女性は「化粧品」「おしゃれ」「美容」これらにお金をかけて
いつまでも綺麗であって欲しいと思いますし、
そこでお金を使うことで日頃のストレスも発散できているのであれば
大いに使ってもらいたいです。
そこに金額以上の価値があればなおいいと思います。
ただ、限度を決めて欲しい、量的に。
「1つ買ったら、2つ捨てる」このぐらいでやってもらいたいです。
そうでないと物が増える一方です。
ちなみに私は実践してます、さすがに完璧には実践できてませんが
基本的には「数着処分した後に、よく考えて1着買う」みたいな感じです。
「捨てたい私」と「捨てられない人」マインドの違い
「損」の幅が少なくなるだけ
不用品出品は大抵の場合、元値・定価以下での落札になると思います。
時には希少品でプレミアがつくこともありますが、
そういった稀な場合、
また「せどり」・「転売」を目的とした場合など以外は
基本的に元値で売れても「損」です
※(損得勘定(金額)だけで考えた場合ですよ!)
たくさん使って、少しでも高値で売る。
そうすれば得にはならないが、損の幅は少なくなる。
「価値」を見極めて上手にお金を使えているか
「お金」自体に価値はなくて、物・サービスと交換して初めて価値が生まれます。
上手にお金を使って、価値を見極める目を鍛える。
- フリマは値付けを自分でしたり、
- 価格交渉したりすることもあるので、
そういう目を鍛えるのにもいいサービスだと思います。
「1つ買ったら、2つ捨てる」
物に囲まれていると、
- 選択肢が増えて本当に必要な物がわからなくなったり、
- 選択に時間を使ってしまいます。
人が1日に選択出来る回数は限られていると言われているのに、
服を選択していてその回数・時間を使ってしまうのは勿体ないので
なるべく服の種類を増やさないようにしています。
iPhoneの生みの親「スティーブ・ジョブズ」、Facebook創業者「マークザッカーバーグ」も
着るものを統一して、決断力を他に使っていると言われてます。
「成功者になりたくば、成功者に習え」
「1つ買ったら、2つ捨てる」
少しずつでも実践して、更に物を減らして、選択の回数・時間を減らしたい!
今回は以上です、何かの参考になれば幸いです、ありがとうございました。
コメント
[…] フリマ編で書けなかったことなんですが、ある日のこと。 […]