前回に引き続き今回も「モノづくり」の基本です。
ミス防止と現場の3大ムダとは?
ミス防止について「5M1E」の変化に注目
仕事のミスはへこみます
そんなミス防止には[5M1E」の変化に注目せよ!
つまりこの6項目(人・機械・材料・やり方・目盛・環境)の変化に気付けるかがミス防止につながるということです。
なるほどな~っと思いましたが、ミスはやはり「ゼロ」にはなかなかならないですよね、同じミスを繰り返さないことが大事だと思います
ですが、失敗を恐れて何もできなくなってしまったり、実力を出し切れないのも困ります
「失敗は成功の元」
失敗は成功までの過程です、過度に恐れずに何事も挑戦していきたいです。
挑戦すると言えば「セルフハンディキャッピング」という心理効果があります、誰にでも1度はあると思います。
この効果の怖いところは「無意識」なところです。なのでこういった心理効果があるんだ、ということだけでも心の隅に置いていただき気付きとなり、あなたの挑戦の妨げを防止することができれば幸いです
現場の3大ムダとは
仕事していて「無駄だなあ」と思うことは、私でも多々あります。物が散乱している現場であったり、必要以上に在庫があったりする「物」のムダもあるのですが、何と言っても「時間」のムダこれがとても目につきます。
今回の受けた研修では、「3大ムダ」として山田日登志氏の考えについてのお話でした。
…むむっ?結局3つとも全部時間のムダじゃない?
もう少し自分なりに深堀してみたところ「トヨタ生産方式」のなかでは「7つのムダ」を徹底的になくすようにしているそうです。その7つとは、
分かりやすい。そして最初の3つとも被っていますね、「手持ちのムダ」は「停滞」と同意になると思います。
言い方は色々とありますがやはり「時間」をムダにしないということが重要なのかなと私は感じました。常日頃から「時間は平等で有限」を意識しているからかもしれませんが、やはりムダな事には時間を使いたくはないですね。
企業に属して仕事していること自体が自分の人生の貴重な時間を切り売りしているようなものですから定時内でしっかり働いて、しっかり稼いで残りの時間はプライベートを充実させたい
次はその「ムダ取りの基本」についてです。
ムダ取りの基本
ムダ取りの基本については大きく4つのことができます。
標準化について
標準化については、具体的には
「誰もが同じように作業し、同じ品質でできるようにSOP(標準作業手順書)を作成する」
今ゆる「マニュアル」や「手順書」と言われるものの作成です
あなたの会社にそういった書類はありますか?残念ながら私の会社にはありません。入社当時、私もすぐに聞きました。入ってくる新人さんにもよく聞かれます。でもないものは無い!
自分の備忘録として、メモしたり、写真を撮ったりはしていますがマニュアルというにはほど遠く、今後の大きな課題の一つです。
見て、聞いて、やって覚えるしかない!
時代は令和、会社は昭和
OJTとは
「うちはOJTでやってます」なんてかっこいいこと言ってますが、実際はそんないいものではない。ざんねーん!
アルファベットで言うたら聞こえはいいけど、結局は現場に放り投げ。
このやり方は人によっても、業種、職種によっても向き不向きがあると思います。私自身は人と話すのが苦手ではなかったのと、結婚直前で転職していたので必死だったこともありなんとかここまで来ました。気難しい職人気質の先輩たちに、愛想笑いで教えを乞うのは本当に苦労しました。
標準化にはSOPが効果的
少し話はそれましたが、作業のムダを省く「標準化にはSOP作成が効果的」ただしその作成には必要作業の洗い出しから、品質の均一化に至るまでかなりの時間が必要となります。
まとめ
2回に分けて「モノづくりの基本」について、その②は「ミス防止とムダ」についてでした。
ミスもムダも「ゼロ」にするのは、難しいと思います。でも減らすことは絶対に出来る!
そして基本は大事だなと改めて思いました。
あなたが仕事をする上で何か一つでも参考になれば幸いです、ありがとうございました!
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