夏のテーマパークでのイベントと言えば、「水」を使ったずぶ濡れになるイベントが楽しいです。私も大好きなイベントの一つです。そのイベントに参加する際に、あると更に楽しめるアイテムと言えば「ウォーターシューター(水鉄砲)」です。
過去にUSJに行った時に子供たちに購入した水鉄砲の水が出なくなってしまいました。夏になると我が家ではホームプールを開催することが多く、また息子が気に入っていたので修理することにしました。
というわけで、ビビりながらも修理してみようと思います。
結構いい値段するんだよね~(2500円)
直せるかな、ドキドキ。
コロナが落ち着いたらまた行きたいしな!
修理する水鉄砲
修理する水鉄砲はこちら。結構大きいです。早速、分解してみます。分解の際は画像の向きがいいです、取り付けネジの頭がこの向きの時に上にきているためです。
DIYというより工作ですな
まずは分解
順番としては、①~⑥の順に外していくと外しやすいと思います。小さなネジが多いのでなくさないように気を付けて下さい。
空気を利用した水鉄砲の仕組み
分解してみると水鉄砲の仕組みが分かります。ペットボトルロケットと同じです。
水が出なくなった原因は
水の通り道となるホース途中をトリガー(引き金)で押しつぶすことにより、水を止めている構造になっていますが、その部分がつぶれすぎてクセづいてしまったことにより、水がでなくなっているようです。
これならばホースの交換で直せそうです。
ホースを取り外す
ホースを取り外します。ニッパーとカッターで切ります。
水の出口側とタンク側でつながっているので、それぞれ破損しないように慎重に取り外してください。
交換用のホースはホームセンターでウレタンホース(チューブ)のΦ6(外径)×4mm(内径)にしました。1mもあれば十分です。
ビビりは2m
今後クセになりにくいように自分の感覚ですが「堅め」を選んでみました。※ホームセンターで数百円で購入
ホースを取り付ける
新しいホースに「水の出口の部品」を取り付ける、長さを調整してもう一方をタンク側にも取り付けます。このときホースが曲がりすぎると折れて水が出にくくなるので、ゆるやかなカーブを描くように通す経路を変えてこのようにしました。
タンクの横を通るようにホースを通してます。
タンク側のホース取付は、取り外した際に部品を切ったので念の為「ロックタイ」でとめておきました。
元に戻す
あとは最初に分解した部品を逆の順に取り付けていくだけです。
さて結果は。
長男に試してみてもらったところ、
「水は出るようになった!けど、引き金がいまいち効かんな~」
つまりポンプで空気を送ると常に少し水漏れしている感じ、トリガーを引くと一応水が出るという状況になりました。
「うーん、まいっか」
原因としては「ホースが硬すぎでトリガー部のばねの力ではつぶせきれなかった」ようです。
マジかー!?
水が出るからオッケー!
おわりに
夏の水遊びを盛り上げるアイテムの水鉄砲修理をしてみましたが、時間にする50分程(ホースの経路を考える時間があったので)でしたが、作業時間としては30~40分くらいでした。(電動ドライバーがあればもっと早いです。とにかくネジが多い)
新しい物を買ってもいいのですが、節約のためにも、分解して子供に興味をもってもらうのにもいいかと思いやったみたところもあったのでやってよかったと思いました。失敗したとしてもそれも何かの経験になるので。
似たような構造の水鉄砲はおもちゃ売り場でも見かけるので、水が出なくなった場合の原因のひとつは今回のように「ホースのクセづきによるつぶれで水が出なくなった」ということが考えられます。
そういえば買ったときの取説に「使わない時はトリガーをロックして下さい」みたいな隙間に挟む部品が付属していたな。
小学校の夏休みの研究にもよくでるテーマなので、何かの参考になれば幸いです
という訳で今回のDIY(修理)は残念ながら6割成功という感じでした。最後までありがとうございました!
追記(後日談)
その後、ホームプール・お風呂で遊んでいたところ霧状に水が出るようになってしまい。やはり堅めのホースがよくなかったのか、それとも経路がよくなかったのか?トリガーがまた潰してしまったのか?とりあえず再度修理することにしました。
その時分解した様子がこちら
わ、トリガーのとこでやっぱり潰れてる!
というわけで、今度はホースを少しカットして、トリガー完全無視でホースを通しました。
前回より水の出はよくなりましたが、トリガーが完全に効かないのでポンプを引くとすぐに水が出っ放しになりました。(以前も出っ放しだったけど、若干は効いた)
でも、水の出はよくなった。こっちの方がいいかもな。
水を止めたいときは、水を入れるキャップを外せば圧が抜けるので止まります。
完全に修理するのはちょっと難しいですね、ホースの堅さがポイントになりそうです。
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