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人事評価制度って本当に必要?って話

こんにちは、ビビりです。

2023年に会社で「社内人事評価制度」の説明がされました。具体的には課長以下の社員が自分自身を評価し、「できること・課題・今後の目標」などをシートに書き出すというものです。※その後、社長・常務との3者面談もあります。

いや、これが結構な労力なんですよ。勤務中にやる時間なんてないし、そもそも「自分で自分を評価する」ってどういうこと?

人事評価?しかも人に点数をつける?

何様ですか? そんなあなたは何点の人間ですか?

最初の説明会で、ビビりなりに「会社の方針だから変えられないとは思いますが、私は反対です」と伝えました。残念ながら方針は変わりませんでしたけどね。

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人事評価制度とは?

そもそも人事評価制度とは何なのか。

簡単に言えば、会社が社員の働きを数値化して評価し、給料や昇進に反映させる仕組み です。企業によって評価方法はさまざまですが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

1. 目標管理制度(MBO)

「君の今期の目標はこれね!」と会社が定め、その達成度合いで評価する方式です。でも、設定された目標が達成しやすいかどうかで評価が大きく変わります。

2. 360度評価

上司だけでなく、同僚や部下、場合によっては取引先からの評価も加味する方式。「みんなの意見で公平に評価!」って言うけど、人気投票になりがち ですよね。

3. コンピテンシー評価

「どれだけ会社の理想的な行動ができているか」を評価する方式。例えば「積極的に発言できる」とか「チームワークを大切にする」とか。でも、評価する側の主観が入りやすい のが難点。

人事評価制度のメリット

公平に運用されれば、人事評価制度にはそれなりのメリットもあります。

  • 頑張った人が報われる:適切な評価がされれば、努力が昇給や昇進につながる。
  • 目標が明確になる:社員が何をすれば評価されるのかが分かる。
  • 企業理念の浸透:評価基準を通じて、会社の価値観を社員に伝えられる。

ただし、これらは 「公平に運用されれば」 の話です。

人事評価制度の大問題

ここで、私がこの制度に反対する最大の理由をお話ししましょう。

1. 人に点数をつけるのは本当に公平?

例えば、長年コツコツと頑張って毎年75〜80点を取っているAさん と、 適当に仕事して40〜50点のBさん がいたとします。

ここで問題。

Bさんがちょっと頑張って30点伸ばしたら、評価上は「ものすごく成長した!」と見なされる。

一方でAさんがあと5点上げるのは至難の業。でも、評価は「ちょっと成長しただけ」

これ、頑張るのが馬鹿らしくなりません?

2. 上司との相性で評価が変わる

評価をするのは上司。その上司との相性が悪かったら?

  • 意見が対立する部下 → 「君の意見はちょっと生意気だね」と低評価
  • 気に入られている部下 → 「おお、君は頑張ってるね!」と高評価

こうなると、結局「仕事の実力」よりも「上司との関係性」のほうが重要になりませんか?

3. 評価基準があいまい

例えば「リーダーシップがあるかどうか」を評価項目に入れるとします。

  • 「発言が多い人」はリーダーシップがあるのか?
  • 「チームをまとめる人」はリーダーシップがあるのか?
  • 「目立たずに支える人」はリーダーシップがないのか?

結局、評価者の主観でどうとでも解釈できるんですよね。

人事評価制度は本当に必要なのか?

結論として、人事評価制度は 「適切に運用されれば」 効果を発揮するかもしれません。

でも、現実問題として 運用が公平になる保証がない

それなら、もっとシンプルに「結果を出した人が報われる」仕組みのほうが良くないですか?

人を点数で評価するのではなく、結果と貢献度を重視する。

それが、会社にとっても、働く人にとっても、本当に意味のある評価制度になるのではないでしょうか。

少なくとも、私は自分の価値を「数値化」されるのには納得がいかないのです。

あなたはどう思いますか?

今回は以上です、ありがとうございました!

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