数あるフリマサイトの中で私はヤフオク(PayPayフリマも)をよく利用しています。そしてその売り上げ金はPayPayにチャージするか、現金としては「受取口座」に振り込むという2つの方法があります。
「PayPay銀行」であれば手数料は無料ですが、その他振込口座へは1回につき手数料100円が発生します。詳細はコチラ
「PayPay銀行」へ手数料無料で振り込んだとしても、さらにその売上金を「PayPay銀行から他行」へ振り込む場合でも、「手数料145円」(2022年6月現在)がかかります。詳細はコチラ
これを無料にする方法をご紹介します。
答え.証券口座を持つ
まずは証券口座を開くことです。
どいうことー?
ヤフオクの売り上げ金を銀行へ出金をするのになぜ証券口座を開設するのかというと、大抵の証券口座は「出金先指定口座として、あらかじめ登録した金融機関への振り込み(出金)手数料は無料」になってます。これを利用します。※ちなみに手数料は各証券会社負担。ありがたい!
そりゃ、すごいぜ!いやっほーい!
開設にあたっては絶対にネット証券がおススメです。手数料(信託報酬)が安いことと有望なファンドが揃っていること。また口座開設費用・管理費用も無料。そして開設時や初取引でキャッシュバックなどお得なキャンペーンも随時行っています。
…SBI証券の口座開設時にセルフバックし損ねて貰えるものがもらえなかった筆者。
この無念さをあなたには味わってほしくないのです。
あのクリックをもう少し焦らなければ…チッキショー
場合によっては、5000~円程のキャッシュバックがあるので要チェックですよ。
詳細はこちらから
では、話を戻して「ヤフオクの売上金をどう出金するか」は、私が普段利用している「楽天証券」を使った方法でやり方を次にご紹介します
手順1.ヤフオクの売上金を楽天証券口座へ出金
まずは以前ご紹介した「ヤフオクの売上金を楽天証券に手数料無料で入金する方法」で、まずは「楽天証券」に売上金を移します。
【LIFE(節約)】手数料を払わずにヤフオク・PayPayフリマの売上金を楽天証券口座へ入金するには?
次に楽天証券口座から登録した金融機関へ振り込む方法です。
手順2.楽天証券口座から出金手続きについて
口座管理トップ画面から「出金」をクリックする
口座管理トップ画面から「出金」という項目がありますので、①出金をクリックします。
指定日出金をクリック
画面が変わって、通常は「当日出金 マネーブリッジ:らくらく出金」が選択されています。隣の②指定日出金をクリックします。
出金指定日を選択して、出金額を決める
次に③出金指定日を選択します。私は6月27日を選択しました、最長7月25日まで選択できます。大体1か月先まで選択できます。27日はクレカの支払い(引き落とし)が集中しているためです。
【LIFE】クレジットカード支払い日と当日の引き落としタイミングの違いは?(楽天・PayPay・三井住友)
④一部出金額の入力、または「出金可能額全て」を選択します
⑤現在の出金先指定口座を確認して下さい※画像には写ってないのですが、更に下に「確認する」ボタンがあるのでクリックします
暗証番号の入力と送金
出金指定日・出金額・出金先指定口座に間違いがなければ「確認する」をクリックします。画面が変わって確認画面になります。
⑥暗証番号を入力する
⑦「出金する」をクリック
画面が変わって受付完了になります、以上で出金指示の受付完了です。
手順としては上記のようになります。あとは、指定日に指定口座に入金されたか確認しておきましょう。
楽天証券以外では?
ちなみにSBI証券・マネックス証券・松井証券・LINE証券でも登録口座への振り込み手数料は「無料」です
ちなみのちなみに「PayPay銀行」から上記の証券会社への入金手数料も無料で行えるので、つまりは「ヤフオクの売上金は大抵の金融機関へは手数料無料」で振込可能になります。
ですが「PayPay証券」からの出金は手数料無料ではないので(2022年6月現在)「どこの証券会社でもいい」という訳ではないのでご注意下さい。※PayPay証券からの出金についてはこちら
簡単に各証券会社の条件をまとめてみました。
マネックス証券の場合
通常出金は無料。出金の反映は時間により、翌営業日・または翌々営業日/即日出金にすると300円(税込み330円)※出金先口座が新生銀行の場合は無料。詳細はコチラ
楽天証券の場合
楽天銀行へは即日・手数料無料で出金可。/指定口座へも手数料無料。ただし出金の反映は受付時間により最短で翌営業日・または翌々営業日。詳細はコチラ
SBI証券の場合
通常出金は無料。出金の反映は時間により、翌営業日・または翌々営業日。詳細はコチラ
松井証券の場合
翌営業日以降出金で手数料無料。即日出金は手数料300円(税込み330円)※ゆうちょ銀行は不可
最低利用額は1000円。翌営業日まで2000万円まで、翌々営業日までは5000万円まで。詳細はコチラ
LINE証券の場合
LINEPayを含む全ての出金が無料。LINEPayへの出金の場合は、残高が100万円を超えない範囲の出金が可。詳細はコチラ
PayPay証券の場合
出金手数料110~385円(税込み)3万円未満・以上の金額条件とみずほ銀行への出金時には手数料が異なります。詳細はコチラ
など、各社によりサービスが微妙に異なるので注意が必要ですが、
「証券口座開設時に登録した指定口座で、即日出金でなければ手数料は無料」
と、思っていればほぼ大丈夫です。そもそも手数料が無料じゃない場合(PayPay証券など)、即日になると手数料がかかったり、即日出金は対応出来ない場合があります。またメンテナンス等で受付自体が出来ない場合もあるのでお急ぎの場合は特に注意が必要です。
注意事項
注意事項としては、以下の3点が重要です
- 出金先指定口座として、あらかじめ登録した金融機関のみ無料
- 即日出金できない(条件により可能な場合もあり)
- そもそも出金手数料が無料じゃない証券会社もある
急ぎではなく、証券会社にこだわりがなければ、特に問題ないかと思います。ちなみに手数料は各証券会社負担となっています。
アジャース!
「出金までのまとめ」と「投資のすすめ」
「出金までのまとめ」
すでに証券口座を持っている・または証券口座を開設したあとの手順としては、以下の3つ
払わないで済む手数料はなるべく払わない!
という訳で、ヤフオクの売上金をPayPay銀行以外の金融機関へ手数料無料で出金する方法でした。早ければヤフオクで売上金確定後、翌日に指定口座へ出金も可能になります。売上金の使い道ですが、生活費・お小遣いにするのもいいですが私としては、
「投資へ回す」ことをおススメします。
「投資のすすめ」
こんなデータがあります。
2021年12月末時点での日本における家計金融資産は、2000兆円を超えて2023兆円になりました。そのうち現預金が推計で1092兆円と最も割合が多い。(2022年3月17日 日銀発表より)
家計の金融資産の内訳・構成比率で見ても現預金の割合は高く54%と約半分を占めています。また株式は10.5%・投資信託は4.7%
超低金利の銀行に預けて置いてもお金はごくわずかにしか増えません。現金としても持っていては尚のこと増えません。※超低金利のお話については下記記事も合わせてどうぞ。
【投資】不本意ながら解約か!?「リート王」を2年10か月間保有して現在の状況報告
ちなみに2020年で最も家計金融資産の多い米国では、現預金は12%程度、株式は37%、投資信託は13%というデータがあり、ここ20年間の年平均伸び率(CAGR)は4.9%です。日本は20年間の伸び率は3.6%でした。
他国と比べてみても、家計の金融資産に「現預金よりも株式・投資信託の割合が多い国」は伸び率が高い傾向があります。(【データから読み解く】主要国の家計金融資産より引用)
という訳でまとめると、
「証券口座を開設して、現預金を投資に回そう」と私は言いたい。
お金を眠らせないで、お金にも働いてもらいましょう!
まずはヤフオクなどのフリマでお金を稼ぐことと、その売り上げを手数料無料で銀行口座へ送金できるということ。そして、その際に新規に証券口座を開設して「投資」にも興味を持ってもらうことの何かのきっかけになれば幸いです。
では、今回は以上です!ありがとうございました!
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