生活防衛資金として月の生活費の何か月分のキャッシュをキープしていますか?私は日頃からキャッシュは生活費の1~2か月分はキープして生活しています。夫婦共働きでお互いに支払いはしているので、大体2か月くらいをキープしていれば問題なし。
ところがこの5~6月のカード決済の支払い額が足りない!原因としては完全に計算ミス。車検と自動車税を見誤ったことが大きな原因と、余剰金と思って投資に回してしまったのが仇となりました。
ちなみに我が家は共働きですが小遣い制ではありません。
私の毎月の支出項目は、
- 生活費として妻へ(月収の半分ほど12~15万)
- 自宅のインフラ(月により変動4万~)
(電気・水道・固定通信・NHK・固定資産税・Amazonプライム等) - 保険(1.7万)
- スマホ(3千)
- ガソリン(1.7万)
- 投資積立(2.5万)
はっきり言って、入った分、ほぼ出ていく感じで毎月スッカラカン。
コロナになってからは残業・出張も激減しており、
電気代・ガソリン代は高騰しています。
保険は外貨建て、これも円安により上がってきています(解約したい)
ボーナスなどを貯めておいても、
年払いの保険料がありその支払いで吹っ飛ぶので(解約したい!!)
近年切り詰めた生活をしております。トホホ。
そこへ来て「車検と自動車税」のダブルパンチ!
完全に計算ミスだった…
来月までに本業以外の収入で20万円以上確保できれば問題ないですが…
むりー!
というわけで、不本意ではあるのですがまたも銘柄整理に踏み切ろうと思います。最近の銘柄整理とは大きく違うのは今回はキャッシュとして必要というところです。
結局、余剰金と思っていたのは余剰金ではなかった。
「投資に回した分、解約するって話です!」というわけで、銘柄選定をしたなかで第一候補としては、
「明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)」です!
愛称:リート王
アーサー王でも、ソロモン王でもない、ましてやハメハメハ大王でもない。そうかあなたがKING of REIT(きんぐおぶりーと)
明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型)とは
そもそもREIT(リート)とは、「不動産投資信託」とも呼ばれており集めた資金で不動産への投資を行い賃貸料収入、売買益を元に投資者へ配当する商品を指します。
筆者も知らない間に間接的な不動産オーナーになっていたということです
ここ3年のチャートを見ると、基準価額はコロナで一気に下がり、コロナ前の水準にはなかなか戻ってきていません。
では、現在の私の保有状況から見ていきましょう
現在の評価額は?
本銘柄は2019年8月13日から投資開始して、2020年12月18日(17か月)まで積立で毎月1万円をコツコツと積立してました。
この期間での「実質投資金額」は、
…17万円(毎月1万円の積み立て)
※2021年12月にNISA枠を使い果たしてしまったので、分配金が特定口座で再投資されたため、実質投資額から再分配金が引かれて2022年5月現在のNISA枠での実質投資金額は「16万7607円」になっています。
その後は現在まで毎月の分配金を再投資するだけの基本は「ほったらかし運用」してました。果たして結果は?
口座名 | 分配金コース | 評価額[円] 保有数量 | 平均取得価額[円] | 評価損益[円] 損益率 | トータルリターン[円] |
---|---|---|---|---|---|
NISA | 再投資型 | 193,035 252,730口 | 7,668.78 | -778 -0.40% | +25,428 |
という訳で2022年5月29日現在で、
「評価額」
…19万3035円
「評価損益」
…-778円(-0.40%)
「トータルリターン」
…+25428円
トータルリターンがプラスでよかった。
2年10か月運用して、実質投資額(16万7607円)に対して、+15.17%というところです。
かなりの出来!さすが王様。
普通預金に預けるというリスク
ちなみに普通預金に預けていたとしたら、超超超超低金利の利率が0.001%で2年預けて利息は3~4円というところでしょう。(17万円×年利0.001%=1.7円)
これを踏まえてもし普通預金に預けて1年で1万円の利息を貰おうと思うといくらの預金が必要だと思いますか?
1万円÷0.001%=10億円です!
1年間10億預けて1万円かい!
銀行さんも大変でんな。
そう考えると、17万円を2年で2万円以上増やした、リート王すごくないですかね?これが投資の力です。
銀行に預けておくのが嫌になってしまいそうな話ですが、そうは言っても銀行にいくらかのお金は入れておかないと今回の私のようにカードの支払い残高が足りなくなったりすることもあるので、普通預金もある程度は生活を便利に過ごすには必要です。
でも、「銀行はお金を預ける(守る)ところであって、増やすところではない」という認識はあってもいいでしょう。
ただし預ける(守る)にも限度があって銀行は破綻しても「1000万円」までしか保障してくれないので、銀行に預けておけば絶対安全ではないということもお忘れなく!
こう考えると「投資」にはリスクがありますが、「普通預金に預けるだけ」というのも人生においてリスクのような気がしてならないのです。
つまり「投資によるお金を増やすチャンスを逃している気がする」のですがどう思いますか?
お金はないよりあった方が絶対に人生の不安が少し解消されますよね?
だから必要以上におそれず自分にとって適正なリスクの範囲で少しずつでも投資した方がいいと思うのです。
累計受け取り分配金(インカムゲイン)
受取分配金は2022年5月現在トータルで5万8428円。これもなかなかの好成績ではないでしょうか?
分配金合計額[円] | 58,428 |
---|---|
特別分配金合計額[円] | 32,400 |
普通分配金合計額[円] | 26,028 |
先にも記しましたが、分配金は再投資に回していたので1円も受け取っていません。
これが複利の効果です。もらった分配金をそのまま投資に回して、次月は少し分配金が増えるという効果です。アインシュタインに「複利は人類最大の発明」だと言わしめた、この効果を使わない手はない。
この効果を最大限に発揮するには「時間」を味方に付けなければいけません。
つまり「早く始めて、長く続けること」が大事です。
長期投資で運用を考えている方はぜひお早めに行動を。そして、少しでも長くプレイヤーであり続けることが大事です。そのためには適正なリスクで実行してください。私のように「クレカの支払い額が足りない~!!」ってことのないように。
現在の毎月分配と信託報酬は?
毎月分配金は?
毎月分配金は60円(1万口あたり)となっております。現在約25万口を保有しているので、ひと月1500円位の分配金になります。
2021年4月~2022年3月は100円だったのですが、この4月から60円に減配してます。私が買い付けた始めた2019年8月は120円でした。残念ながら徐々に減配している状況です。
分配金の減額が縁(円)の切れ目だな。
信託報酬は?
0.99%(税込)です、全米株のインデックスファンド(信託報酬0.162%)等と比べると見劣りします。1%を切っているのでまだ良心的な方かと思います。
おわりに
今回は私のミスで不本意ながら手放すことになった「リート王」。実際分配金は減額してきていて、基準価額はあがってないですがトータルリターンはプラスの内が、手放すタイミングとしてはいいのかもしれません。
実際のところ、月末の引き落としまでにはもう少し時間があるので見極めて解約をするつもりです。この1~2週間が引き際と思ってます。下がらないでよ、リート王。
もう少し、リート王。
ありがとう、リート王。
その名を忘れることはないだろう。
とはいえ、リート王は毎月の分配を出しています。毎月の分配金も出せなくなっていて、更に含み損を抱える「アカン毎月分配金銘柄・含み損組」の銘柄も数点あるので、そっちをまとめて売却するかを非常に悩んでいるところです。6月15・16日には遅くとも決断しなくては!
はてさて、どうなるか?
というわけで今回は以上です
ありがとうございました!
コメント