「コミュニケーション能力が欲しい」
「相手とうまく話しを合わせられない」
「人とうまく関わりたい」
人間関係の問題は、アドラーの心理学にもあるように「全ての悩みは対人関係の悩み」なのかもしれません。私自身は「世渡り上手」で「運だけはいい」そして「ポジティブシンキング」な「楽観主義」そんな人間だと思っているので、多少は人間関係のいざこざはあっても一人で抱えて悩み続けるようなことは今のところありません。
ストレスはありますよ、人間だもの
やっぱり人間関係は大事だと思っているので、少しでも人間関係がスムーズにできる方法があるならと最近「心理学」「脳科学」など心を読み解くような本を買って読み漁っています。
そんな中でこんな本を読んでみました
今回はその中で私的に気になったところをご紹介したいと思います。
NLPとは
さて、そもそも「NLP」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
もち初耳。
表象システムと優位表象システム
NLPでは「視覚」「聴覚」「体感覚(触覚・嗅覚・味覚を合わせたもの)」を「表象システム」と呼び、人によって優先的に使っているものを「優位表象システム」といいます。
(例)海を思い浮かべて下さいと言われて思い浮かべるのが
- 海の景色・色などを思い浮かべる人…「視覚優位」
- 波の音を思い浮かべる…「聴覚優位」
- 潮の匂い・水の冷たさ・砂浜の感触など…「体感覚優位」
と、言う具合です。
この「優位表象システム」を相手に合わせるのが大事になってきます。この優位性を合わせるとコミュニケーションがスムーズに取りやすいと言われています。
優位表象システムの見分け方
それぞれの優位表象システムには特徴があります。
視覚優位
- 映像は情報量が多いので早口になりやすい
- 話が飛びやすい
- (フレーズ)「~にみえる」「~なイメージ」
聴覚優位
- 言葉を大事にするので理論立てて話す
- (フレーズ)「~聞こえる」「~なリズム」
体感覚優位
- 感情豊かにゆっくりと話す
- (フレーズ)「~感じる」「~な感覚」
私は視覚かな?
妻は絶対聴覚だな!数字と理論のみ!
確かに数字と理論立てて家計の話したら少し納得しとったな。
長男も聴覚、長女は体感覚だろうな~
うーん、孤立しそう。
相手の優位表象システムに合わせる
相手の優位表象システムが確認できたら、次はあなたが相手に合わせて話すことをやってみます。
相手が視覚優位
- 速いテンポで
- 図やグラフを使って
- 見せる
- 景色の良い所で
相手が聴覚優位
- 論理的に
- 数字やデータで
- 丁寧な言葉
- 静かな所で
相手が体感覚優位
- スローテンポで
- 感情的な表現で
- 体験したり
- 触れてもらう
ただし、優位表象システムは固定ではないので注意が必要です。例えば仕事とプライベートでは異なる場合があるのでその見極めも重要です。
自分と異なる優位性を持つ人と接することを苦手と感じたり、または相手が劣っていると感じることがあります。また相手にも同様の印象を与えている可能性があることも覚えておきましょう。
自分を知って可能性を広げ人間関係を柔軟に
今回の内容は本書で最初のほんの数ページの内容を私なりにまとめたものです。
私なりには「まず自分を知ろう」と思いました。恐らく全般的に「視覚優位」な気がします。つまりその他の優位性をうまく使えていない。そのことにより可能性・思考・行動を制限してしまっているかもしれない。
これを踏まえ意識的に「聴覚」「体感覚」を使うようにすれば自分の可能性を広げ、人間関係にも柔軟に対応できるかもしれない!
今後は耳を澄まし、肌で感じることにも集中してみたいと思います。
では今回は以上です、何かのお役に立てば幸いです。
今回の参考図書はこちら!
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