2024年1月1日に発生した「能登半島地震」
マグニチュード7.6・最大震度7を記録し非常に多くの被害が発生しました。
私の住む富山市でも震度5強を記録し、自宅で被災しました。
幸いにもケガや家財の転倒等もなく無事だったのですが
「地震保険に入っているなら鑑定してもらった方がいいよ」と知人から聞いたので家の基礎をじっくりと見てみると「ヘアークラック」と呼ばれるようなヒビを見付けました。
また玄関内にもヒビがありました。
早速、保険会社に相談したところ鑑定士(1級建築士)さんが来訪されて鑑定してくれるということになりました。
結果として、
「地震保険に加入していて、被災したのであれば
ぜひ一度鑑定してもらった方がいいと思います!」
※本記事の内容がすべての保険会社・鑑定士の方に当てはまる訳ではありません。事前に自分の加入している保険会社や鑑定士に確認することを推奨します。
保険会社に相談する前に
被害状況の確認
まずは我が家は木造住宅なので「基礎・外壁・屋根」
特に基礎の部分を入念にチェックしました
すると「ヘアークラック」と呼ばれるような1mm満たない程度の細いヒビが確認できました。
外壁・屋根は素人目には特に問題ないように思いました。(外壁のヒビ・屋根の傾きなど)
※実際には他にも数か所に細かなヒビを確認しています。
保険会社(代理店)に連絡
次に調査した状況を保険会社(代理店)に連絡しました。
後日、折り返し連絡があり「〇月〇日午後3時ごろ鑑定士が鑑定に伺います」と返事がありました。
その時に自宅の平面図を準備しておいてくださいとも言われました
鑑定当日
当日、鑑定士(1級建築士)の方がいらっしゃいました。
平面図を確認し、家の周りを確認。
基礎部の「ヘアークラック」を確認して、写真撮影。
説明
今回のクラックは表面的なものなので、特に早急に直す必要はないです
ほうほう
自分で補修してもいいですか?
大丈夫ですよ
表面的ではあるけれどもヒビが太くなってくると水が染みてくる可能性があるのでたまに確認してください
わかりました!
(ブログネタになりそう!)
今回の地震とは因果関係はないところですが、外壁のコーキングが硬くなっているところに隙間ができているところがあるのでそこは補修した方がいいですよ。
ほうほう!わかりました!
それもやってみます!
(ブログネタになりそう!!)
今回はこの3か所が該当箇所です
保険金は57万円になります
後日、ハガキでご連絡します
わかりました、よろしくお願いします
(57万!すごっ)
その他に聞いたこと
- 玄関内のヒビに関しては「基礎・屋根・外壁」ではないので今回は対象外
- 外壁工事するなら「訪問販売」はNG
※家を建てたハウスメーカーに問い合わせがベター - 木造以外(鉄骨など)の場合は基礎のヒビが対象外になることがある
- 鑑定士さんは普段は福岡県で建築士をされているそうですが、災害時には各地の建築士の方が鑑定士として派遣されるそうです(今回は金沢に滞在されているそうです)
- 地震保険は2社以上で掛けていても生命保険のように積みあがらず、2社以上で掛けても分割で支払われる
いろいろあるのね~
おわりに
日本の陸地面積は世界の0.3%にも満たないのにマグニチュード6以上の地震の約20%は日本で起きているという結果があります。
東京海上日動より引用日本に地震(じしん)が多い理由はなに? | 調査レポート | まも丸のみらい研究所 | 東京海上日動火災保険「まも丸のみらい研究所」は、子どもたちが楽しみながら「防災」「防犯」「環境」「交通安全」について学ぶことのできるWEBサイトです。
とはいえ地震保険の加入はあくまで個人の判断になりますが、私はリスクヘッジとして加入しています。投資も同じです。
適切なリスクを取って、危機には備える、
そして少しでも不安を減らし、満足度の高い生活を送る。
最後に能登半島地震で被害に遭われた方の1日も早い平穏な日常が戻ることを願います。
今回は以上です、ありがとうございました!
コメント